この旅は、文章ばかりです。画像はほとんどありませんので、読んでくれる方、申し訳ありませんが、そこの所は、ご勘弁を…
まずは、新清洲駅へと向かう。19時を過ぎ、名古屋方面行きの方は、比較的空いている。19時20分発の豊川稲荷行きの急行は、7000系のパノラマカーであった。JRホームに早く行けるように、一番後ろの席に座ることにした。やはり、ラッシュの反対方なので、空いていた。
約10分で新名古屋駅に到着。すぐに新幹線のホームへ向かう。19時半過ぎの名古屋駅はやはり人が多かった。新幹線の改札口へ向かう。しかし、今回利用した「九州往復割引切符」は、自動改札では通れず、駅員に見せて入った。新幹線ホームへ行くと、ちょうど臨時の「のぞみ85号」が発車する所であった。臨時列車の為か、かなり空いていた。出発までまだ時間があったので、待合室で待っている事にする。この間約10分、新幹線が来ない時間があることに気づく。45分が過ぎ、東京行きの方に、「500系のぞみ」が到着した。それを期に、指定された号車へいく。
すると、すでに自由席は、かなり列があったのだが、指定席の方にもたくさん列があった。19時50分定刻に「ひかり169号」は到着した。300系であった。1分停車ですぐに発車。席に着いて、荷物を整理していると、もう庄内川を渡って、スピードに乗り始めていた。約3分ほどで清洲城を通過。やはり新幹線は速い。指定席もかなり座っていた。3列の真ん中の席にも乗客がいたのだが、なかなか戻ってこなかった。おかげで、隣がいない為、楽であった。わずか10分ほどで木曽川を渡り岐阜県に入った。すでに200キロは越えているのであろう。あっという間に、岐阜羽島を通過した。
300系はトップスピードに入る。さすがにかなり揺れる。とくに、カーブを高速で入るために、相当な揺れであった。外の車窓を見ていると、半月が出ていた。天気が良いのであろう。新幹線と並行している感じだ。米原を通過した。駅近くにある工場の時計台が20時10分を指していた。気温も11度と表示されていた。振りかえると、もうそこには、その景色が見えなかった。
20時29分京都に到着。ここで、大量下車があるかと思っていたのだが、あまり降りる客がいなかった。さすがに、乗りこんでくる客も少なかったが…。1分停車で発車。すぐに、京都の五重塔が見えていた。ライトアップされていた。京都から新大阪間は、都会の中を走っていると言う感じだ。スピードも先ほどより落ち着いていると言う感じであった。230キロは出ていないのであろう。20時46分新大阪駅に到着した。降りる人がかなり多かった。逆に指定席に乗り込んでいく人も見かけた。降りていくほとんどの乗客は、そのまま大阪で降りるようだ。そのまま「レールスター」に乗りこんでいく人は、少なかった。
すぐに20番線に停車中の「ひかりレールスター」に乗りこむ。しかし、まだ扉が開いていなく、整備中だったので、まずは、駅弁を購入する事にした。購入しようとしたとき、扉が開いたので、まずは先に、荷物を置く為に席に行くことにした。8号車の一番後ろの席であった。最後尾の方は個室が4つあった。時間があるので、レールスターの車両をカメラに収めた。発車時間が近づくと半分くらいの乗車率であった。やはり空いていた。20時58分定刻通り発車した。出発するとすぐに、大阪車両基地が見えた。そこには、「ひだ」や「しなの」が休んでいた。大阪の町並みが消えると、六甲山トンネルに入る。このトンネルは長い為に、ここで駅弁タイムとなった。21時12分新神戸駅に到着した。山の中の駅という感じである。遠くには、神戸市街が見渡せた。あまり乗りこまずにすぐに発車した。
またトンネルに入る。今度も六甲山トンネルと同じように長い。トンネルを抜けると、町並みが広がった。明石市である。スピードも最高速の285キロを出していた。明石海峡大橋をチェックしてみたが、見えなかった。ちょっと目を離した隙に通りすぎてしまったようだ。西明石、姫路とトップスピードで通過する。姫路では先ほど乗っていた「ひかり」を追い越した。かたや230キロで各駅に停車。かたや285キロの無停車タイプ。この差である。700系は、300系と違い、安定した走りであった。揺れもかなり少なかった。21時45分岡山に到着した。さすがに車内放送の乗換え案内が長かった。
21時46分、発車。岡山車両所の明かりがものすごくきれいであった。東海道新幹線とは違い、乗る客も降りる客もチラホラと言った感じであった。22時03分福山に到着した。もう降りる人だけが目立った。このあたりにくると、トンネルの多さがすごく目立った。三原では0系の「こだま」を追い越した。0系を見るのも久々と言う感じだ。博多南線で乗れるといいのだが…。22時28分広島に到着した。車内はだんだんと寂しくなる一方である。ふと反対ホームを見ると、岡山行きの100系リニューアルの「こだま」が停車していた。そこへ乗りこむ客がすごく多かった。やはり中国地方最大の都市だからか。22時半に出発。ここで出発して3時間経過したが、あっという間の感じだ。
徳山に近づいてきた。工業地帯なのか、工場がものすごく多い。コンビナートでは3本の鉄塔からオレンジ色の炎が出ていて、印象的であった。なぜかこの区間だけ減速をしていた。サービス減速か?この辺りまで来ると、もう九州が近いと言う事を教えてくれるようだ。23時04分小郡に到着。宇部線などではもう今日の運転が終了していると言う案内があった。新下関を通過し、関門トンネルへ。海底トンネルのためか、水しぶきが窓にかかることもあった。トンネル内で減速を始め、小倉到着の案内が流れた。トンネルを出ると、北九州市内が広がっていた。やっと九州上陸である。
小倉には、23時23分に到着。ここで降りる客がまとまっていた。やはり博多まで乗りとおす客が少ないようだ。さすがに乗りこんでくる客はいなかったが…。北九州トンネルを抜けると、筑豊に出た。すると、福北ゆたか線の817系が見えた。ここで九州にきたことが実感できた。福岡トンネルの長いトンネルを抜ければ、博多市街が広がった。減速し始め、博多到着の案内が流れた。23時41分定刻に到着した。降りる乗客は意外と多かった。他の車両ではまとまっていたのであろう。すぐにJR在来線乗り換え口へ急いだ。